手を動かして考える

仕事でもプライベートでも「考える」ことは、とても大切な事です。

そんなこと言われなくても、みんな考えていると言われてしまうかもしれませんが

意外と考えるって意識しないと習慣にならない物だと思います。

あまり、深く考えずに、言われた通りにしている事って、たくさんあります。

疑問を持たずに、過ごすのは簡単に出来てしまうので、ついそちらに流されてしまいます。

偉そうなことを言っていますが、私も気がつけば流されている事ばかりです。

なんで、今まで気がつかなかったのだろう、疑問を持たなかったのだろうと思うことがたくさんあります。

（考えてない証ですね。）

物作りの中でも、そういったことはたくさんあります。

作業していると、固定観念でガチガチになってしまいがちです。

これはこうするモノという考えに知らぬ間に縛られてしまいます。

それを、打破するには、やはり「考える」ことです。

ただ、止まって考えない、動きながら考えることが大切だと思います。

動きながら、考えていると何気ないときに、突然解決策が頭に降りてきます。

今までに、そんなことがたくさんありました。

MUNEKAWAの定番のアイテムを作っている中でも、そういうことはあります。

主に生産をしてくれている高橋から、この部分を少し改良したら、もっと良くなると思いますや、効率が上がりますというような提案をよくもらいます。

そう言う場面で、生まれたアイデアは合理的で的を射てるので、即採用になることが多いです。

ご購入頂くお客様には、伝わりにくい部分の変更も多いですが、定番品も常に考えて改良を繰り返しています。

こういった部分は、小さなブランドの強みだと思っています。

財布一つでも、コンパクトや薄くする為には、そんな簡単なことではありません。

日々、手を動かし考えている中でしか、閃くことのできないアイデアが詰まった革製品に仕上がっていると思います。

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