封筒型長財布Encaseの制作
封筒型長財布「Encase」は名前通り、封筒のような形が印象的ですが、その柔和なデザインだけではなく「封筒のように優しく物を包み込み、大切な物を傷つけずに収納できる」長財布です。
その特長を生み出すポイントは「金具を使っていない」という事。勿論、薄さを追求するために金具を使用しないという意図もありますが、カバンの中などに入れた時に大切なモノを傷つけたりせずにすっぽり収まってくれます。
アトリエでの制作風景を覗いてみましょう。制作スタッフが数人がかりで製作に向かっています。
これは本体の背面部分を糊付けしている様子ですね。縫製する前段階として糊付けをしていきます。
この作業も糊が乾いてきた時に革が浮いてしまわないよう、均一に糊付けしていかなければならず、決して簡単な作業ではありません。
糊付けが終わると、ミシンで縫い付けていきます。
複数のスタッフがパーツごとに製作を進めていきますので、わずかな差が後で大きな歪みとなっていきます。慎重に、丁寧に。それでいて効率的に。どんな風に仕事を進めていけば良いか、製作スタッフもそれぞれが教え合い高め合い日々試行錯誤しながら業務を進めています。
熱したコテで「念(ネン)」を入れていきます。縁に線を引く事で全体のフォルムをシャープな印象に際立たせる作業です。
念を入れる事は、財布として使用する上で必ず必要、という作業ではありません。なくても大丈夫です。しかし細かなところへの気配りがひとつの商品の全体の印象を大きく左右すると私たちは考えています。
寧な仕事と細部へのこだわりの中にMunekawaの哲学を感じ取って頂けたら幸いです。
【おもてなしセレクション金賞受賞】封筒型長財布 Encase