「街でも釣りでも使える」をコンセプトにした、アウトドア&タウンユース仕様のショルダーバッグ”Caddis”。
シーンや性別・世代を問わず使えるショルダーバッグとして、販売開始からご好評いただいてきました。
そんなCaddisを、さらに使いやすくなるようリニューアル。
製作スタッフの小さな気づきから得た改良のポイントをご紹介します。
01renewal Point
サイズが少し大きくなりました。
収納力&出し入れのしやすさがアップ。
1つ目のリニューアルポイントは「サイズを大きくしたこと」です。
横幅を2cm、マチ(奥行き)を1cmと、少しだけサイズを大きくしています。わずかな変更ですが、これにより収納力が増え、中に入れるものの出し入れも行いやすくなりました。
折りたたみ傘やA4サイズのファイル、ノートPCなど大きめの物を収納したい方は、使いやすさをより一層実感していただけると思います。
「見た目」と「収納力」のバランスを大切に
当初、「サイズをひとまわりほど大きくした方が良いのでは」という案も考えました。
しかし、リニューアル前からCaddisの魅力のひとつであった「見た目」と「収納力」のバランスの良さを活かしたいという思いがありました。高い収納力を持ちながら、あまり大きさを感じさせないのがCaddisの持ち味。
そんなCaddisの良さを崩さないギリギリのバランスを模索した結果「横幅を2cm、マチ1cm大きくする」というサイズ感に到達したのです。
02renewal Point
フロントポケット部分に、新しいポケットを追加。
より機能的に収納ができるようになりました。
2つ目のリニューアルポイントは「フロント部分に新しいポケットを追加」したことです。
元々あったフロントポケットの内側に、深さ13cmのポケットを追加。このポケットはマチがなく浅めのため、カードケースや名刺入れ、キーケース、フライフィッシングの小物類などの収納に最適。
さらに収納箇所が増えることで、手荷物をより一層機能的に収納できるようになりました。
フライフィッシングから得たアイディア
Caddisはフライフィッシングが趣味のMunekawaのスタッフが考案し、英国の伝統的なフィッシングバッグをイメージして製作したバッグ。
フロント部分にポケットを増設するアイディアも、フライフィッシングを楽しんでいる最中に思いついたものです。
フライフィッシングはフライ(擬似餌)、オモリ、浮きなど、たくさんの用具を必要とします。
さらに、片手で竿を持ちながらもう片方の手でバッグの中身を取り出すため、「もうひとつポケットがあった方がより機能的に収納できて、取り出しもしやすいのでは」と思いついたのです。
もちろんこのアイディアは日常の暮らしでも役に立ちます。小さな小物類を収納できるため、ポーチやバッグインバッグも最小限にすることが可能です。
03renewal Point
バッグ開口部の生地を二重に。
より出し入れがしやすくなるためのひと工夫。
3つ目のリニューアルポイントは「バッグの開口部(口周り)の生地を一重から二重に変更した」点です。
見た目には変わらない変更ですが、これも使いやすさをアップするためのひと工夫。
開口部部分の生地を二重にすることで張りが出て、「口がしっかり開いた状態をキープできる」ようになりました。
これによって、バッグの中身が見やすくなり、物の出し入れの際にわずかなストレスを感じることが少なくなりました。
スタッフがわずかに感じたストレスから思いついたリニューアル。
Caddisを実際に使ってみたスタッフから「もう少ししっかり口が開いたら良いのにな」という意見が出ました。
特にノートPCやA4サイズのファイルなどの大きめの物を入れる時や、バッグに物が少ない状態の時にこうした不便さを実感していました。
口周りの生地を二重にするアイディアは、日々使う中で感じるちょっとしたストレスから生まれたものでした。
生地を二重にして張りを出しながら、雰囲気や使用感が変わってしまわないように気をつけ、元々の印象を損なうことなく改良することができました。
04renewal Point
「フタ」の長さ・幅の調整
「安心感」と「快適さ」の改善
4つ目のリニューアルポイントは「フタの長さ・幅の調整」です。
フタの長さを4cm長くすることで、フタがよりしっかりバッグ全体に被るようにしました。
また、フタの幅を2cmほど細くする、という変更も加えています。
ショルダーバッグのフタ部分は、バッグの機能面を大きく下支えする部分。微調整を加えることで全体の印象を損なうことなく、より安心感を持って快適に使えるバッグに仕上がりました。
「しっかり閉まる」安心感
フタの長さを4cm長くすることで、バッグ全体にしっかりフタが覆いかぶさるようにリニューアル。
レザーストラップの穴はどの位置で留めてもしっかりフタがされます。
たくさん物を収納してかさばってもフタはしっかり閉まり、中身がこぼれにくい安心感があります。
フタの「反りかえり」を防ぐ微調整
ショルダーストラップと触れてフタ部分が反りかえらないようにフタを2cm細くしました。
元々、問題があったわけではありませんが、こうすることでより長く安心感を持ってお使いいただけます。
Conclusion
本格的なフィッシングにもタウンユースにも、より使いやすくなりました。
「街でも釣りでも使える」をコンセプトに製作されたショルダーバッグ”Caddis”
実際にMunekawaのスタッフが使ってみることで「ここはこうした方が便利だな」「ここが少し使いにくいな」という気づきを改良に反映し、より一層使いやすい形に生まれ変わりました。
仕事用として、旅行用として、キャンプや釣りなどのアウトドアに使うバッグとして。
これひとつで全てのシーンに対応するショルダーバッグの「定番」「王道」を目指して細部にもさまざまなアイディアを活かしています。
これからも、より使いやすく、長く親しまれるアイテムになるよう工夫を凝らしていきたいと思っています。