本日のブログでは新作ショルダーバッグCaddisの製作の様子を少しご紹介いたします。

ショルダーバッグ Caddisのご注文はこちらから
https://shop.munekawa.jp/collections/bag/products/sb3

「釣りでも街でも使える」ショルダーバッグ

代表の宗川をはじめ、フライフィッシングが趣味のMunekawaのスタッフたち。

休日は川に釣りに出かけることも多く、そんな中で思いついたのが「本格的な釣りにも普段使いにも使える」ショルダーバッグの製作でした。

本格的なフィッシングバッグながら、クラシカルな雰囲気でタウンユースとしても使えるきれいめなデザイン。

こういうバッグは、ありそうで探してみると意外と見つからないものではないでしょうか？

革職人としてだけでなく、普段から釣りをに親しんでいるMunekawaならではの視点が活きているバッグになっています。

Munekawaらしい革使いも活きています。

メインの帆布素材に合わせるのは、イタリア産のオイルレザー「マレンマ」という革。

Munekawaではたびたび使用している植物タンニンなめし牛革で、油分をしっかり含み豊かなエイジング（経年変化）が見られるのが特徴です。

タガネと呼ばれる金型を使い、必要な革パーツを一枚革から抜き出していきます。

革が元々持っているキズやトラ（シワ）の具合をよく見ながら、どのように抜けば1枚の革からたくさん革パーツを取ることができるか、考えながら作業を行います。

こちらはクリッカーという大型の機械。

革とタガネを下に置き、上から圧力をかけることで革パーツを抜いていきます。

タガネやクリッカーは、少人数で製作をするMunekawaにとっては特に欠かせない大切な道具。

スピーディーに品質の高い製品を製作するために、こうした道具を使い効率を上げるために役立てています。

「機能性」と「上品な雰囲気」を両立する真鍮素材

大量の金具と革を組み合わせたパーツ。

こちらはバッグのサイドに取り付ける「Dカン」というパーツを製作しているところです。

フライフィッシングの時は、フィッシュグリップなどの釣り用アイテムをぶら下げておくのに重宝します。

片手で釣り竿を操りながら、もう片方の手で必要な時に使えるよう、バッグの外側にぶら下げてすぐに使えることが大切なんですね。

折りたたみ傘や鍵などぶら下げておくなど、普段使いにも色々と使えそうです。（落とさないようにご注意ください！）

ご自身なりの使い方で使ってみてくださいね。

Dカンをはじめ、金具部分は真鍮（しんちゅう）を使用しています。

その独特の上品さから、家具などに使用されてきた素材です。

最も身近にある真鍮素材としては五円玉硬貨が有名ですね。

また、エイジングする素材としても知られており、使いこむことで徐々に古調の魅力が感じられるようになるのも魅力のひとつです。

バッグ全体の印象をよりクラシカルに仕上げてくれる真鍮。

革や帆布生地のエイジングと共に変化の様子を楽しんでくださいね！

販売開始からご好評いただいています！

Caddisの製作の様子、いかがでしたでしょうか？

販売開始から大変ご好評いただいています。ありがとうございます！

現在はカラーによって若干在庫数に差がありますが、イメージに合うカラーがあれば是非ご検討ください。

オンラインショップはもちろん、直営店でも現物をご覧いただけますので、お近くにお越しの際は是非手に取ってみてくださいね！

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以前のブログで、製作スタッフたちによるショルダーバッグ Caddisの使用レビューを掲載しています。

こちらも合わせてご覧ください。

製作スタッフ高橋・安部によるレビュー
https://blog.munekawa.jp/archives/blog/23335

製作スタッフ森によるレビュー
https://blog.munekawa.jp/archives/blog/23345

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