本日は、”面漉き”から始めます。英国ブライドルレザーで製作する二つ折りミニ財布-Enfold Coin- | munekawa

2023.10.09 |  製作風景  |  財布

本日は、”面漉き”から始めます。
英国ブライドルレザーで製作する二つ折りミニ財布-Enfold Coin-


こんにちは!製作スタッフの髙橋でございます。

 

 

先日に引き続き、二つ折りミニ財布Enfold Coinの製作を進めております。

 

 

ミニ革財布の製作風景

 

 

まずは、面漉きからです。

 

 

面漉きとは、Munekawaでは、パーツ全体の革の厚みを調整する工程のことを指します。

革を機械(バンドナイフマシン)に通し、適した厚みに整えていきます。

 

 

↓バンドナイフマシン(ドイツ製 Fortuna)

革小物の製作風景

 

 

今回、使用するブライドルレザーの厚み(原厚)は、約2.3mm。

数字だけ見ると薄く感じますが、実際に触るとかなりしっかりしています。

 

ミニ財布では、0.7mmの厚さに漉きます。

このままでは薄いですが、ライニングの豚側と貼り合わせると、程よい厚みに変わります♬

 

 

ミニ革財布の製作風景

 

 

綺麗に漉けました!

↓下のパーツはボディ部分です。

 

 

ミニ革財布の製作風景

 

 

↓お札の仕切りパーツです。

ここは、0.5mm厚。革が破けないよう慎重に漉きます。

 

 

ミニ革財布の製作風景

 

 

↓ストラップパーツです。ここは開け閉めで弱りやすい為、1.5mmで少し厚めにしてます。

 

 

ミニ革財布の製作風景

 

 

厚み調整が終わり、ライニングの豚革と貼り合わせて、本抜きします!

 

 

ミニ革財布の製作風景ミニ革財布の製作風景

 

 

仕切りパーツ、ストラップパーツも同様に本抜きです。

 

 

ミニ革財布の製作風景

 

 

本抜きの後は、コバに染料を入れ、磨いて整えます!

 

 

ミニ革財布の製作風景

 

 

綺麗に仕上がりました。この後、ホック金具を付けて完成です♬

 

 

ミニ革財布の製作風景

 

 

ボディパーツも同様に、焼き捻・刻印・染料・磨きの順に作業を進めます。

 

 

ミニ革財布の製作風景

 

 

焼き捻が終わりました。

 

作業も残り半分くらい!

引き続き、明日も製作を進めたいと思います!

 

 

ミニ革財布の製作風景

 

 

完成までお楽しみに!!

 

 

 

二つ折りミニ財布Enfold Coin(TW&S社ブライドルレザーver.)の商品ページはこちらから♬
https://munekawa.myshopify.com/collections/all-wallet/products/bifold-mini-wallet-enfold-coin-bridle

 

 

 

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