2021.11.16 | 製作風景 |
切れる刃物
私たちの仕事で刃物は、とても大事なツールです。
何種もの刃物を使います。
適材適所で使いやすい物が変わってきます。
また、機械の中に刃物が装備されていてる場合もあります。
どれも、最適な素材を使って作られた物ですが、研ぐ技術がないと宝の持ち腐れになってしまいます。
道具が使えるようになるということは、最適な状態にセッティングできることだと思います。
革包丁で例えるなら、一番切りやすい状態まで、自分で研げるようになるということだと思います。
刃物って複雑で、鋼の硬い柔らかいがとても重要で、つい硬い素材を使った方が、丈夫なのではないかと思うかもしれませんが、硬いがゆえに刃こぼれをしてしまったり、柔らかすぎるためにすぐに切れなくなってしまったりします。
使う人の力の強度によって使う鋼の硬さを選ばなくてはいけません。
また、刃先は、ただただ研ぎあげればいいという物ではなくて、適度な研ぎにしておかないと、刃が食い込みすぎて、進みが悪くなってしまいます。
つい楽しくなって鏡面磨きをしてしまいたくなりますが、そこまですると、作業の邪魔をしてしまうこともあります。
それらをちょうど良い塩梅で、仕上げるられるようになると、作る方の技術も、自然と身に付いてくるのだと思います。
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