Munekawaでは、毎朝朝礼で、気がついた事、発見した事を、一人ずつ共有する時間を設けています。

そのスタッフの話で、フライパンの取手の部分の根元に穴が開いているとの話が出てきました。
ほとんどのフライパンの根本に穴をつけてあるそうです。
その穴に、水が入って洗いして拭きあげてからも、水が出てきて不便に感じていたとのことで、その穴について、ネットで調べてみたそうです。
そうすると、その穴がないと中に水が溜まってしまって劣化したり、不衛生な状態になってしまうとのことです。
そのように、そんな穴にも、しっかりした理由がある。
そんな、必要なデザインだと知らずに使っていると、価値に気づけず、この穴が邪魔だということになります。
知っているのと、知らないのでは、大きな価値の違いが生まれてしまいます。

私たちの物作りも、同じような事が言えます。
普段通り、仕事をしていると価値のある役割のある物なのに、それが当たり前になり過ぎて伝えきれていないところは、たくさんあるのだと思います。

使って頂いているお客様からの意見や素朴な疑問に、価値のポイントがたくさん隠されていると、あらためて感じる出来事でした。

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