雑談からの気づき | munekawa

2021.07.30 |  修理について  | 

雑談からの気づき


昨日、スタッフの何気なく話をしていて、気づかせてもらった。

この仕事を始めた時から今まで変わることなく持っている思い。

「長く使ってもらいたい。」

長く使ってもらうことで、その物の持つ機能以外の部分価値が付加されてくる感覚を体感して楽しさを知ってもらいたい。

本当に楽しいことなので。

お膳立てしてもらうような製品の使い方ではなく、自分で形にしていくような物にしてもらいたい。

昔からそうだったんですけど、古着とか中古とか全然抵抗ないけれど、ダメージ加工はすごく抵抗がある。

偽物の感じがして、どうもしっくりこない。

実際に使うことで、生まれた傷やシミは思い出と共に付加価値になる。

自分なりに改造したりするのも素敵だと思う。

我々も、工具や機械を使いやすいように改造して自分の物にしていく。

革製品も変わりなく、自分なりに使いやすいようにアレンジして使ってもらえたらと思います。ペイントしたり、ステッカーを貼ったりして、自由に使ってほしい。そうしていく内に、自分にとって手放しにくい物になっている。

MUNEKAWAが皆さんにお伝えしたいことは、長く使うことで生まれてくる付加価値を楽しみ心に豊かさを感じてもらいたい。

10年で2、3つ財布を買い替えるより、10年間一つの財布を使いつづける方が絶対に楽しい。

新しいものを追い求めると、使い始めたところから価値が下がり始めます。

長く使うことを追い求めると、使い始めたところから価値が上がり始めます。

サポートの面で長く使うことを断念しなくてはならないこともあると思います。MUNEKAWAの製品は長く使うことを追い求めている方のサポートできる体制を整えています。

長く使う事が心豊かなことであることを体感して頂くことをMUNEKAWAの使命としてものづくりを行なっていきます。

今までも、同じように行なってきていることだけれども、言葉にすると思いが強くなります。

 

昨日、オイルケアさせて頂いたお客様のお財布小銭いれカードケース、どれも愛着を感じ楽しみながら、使っていただいていることが、わかる変化をしていました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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