タウンユースにも便利な新作ショルダーバッグの製作進行中。
いよいよ完成間近です。
ただいま、Munekawaは新作のショルダーバッグを製作中です。
コンセプトは「タウンユースとしても使えるフィッシングバッグ」。
イギリスの伝統的なフィッシングバッグをイメージしたシンプルながら上品なデザインです。
撥水帆布をメイン素材に使用しており、本格的な釣行にも使用できます。
フィッシングバッグとしてだけではなく、普段使いができるよう製作しています。
A4サイズのファイルも入れられるサイズですので、お仕事用としても便利ですね。
いよいよ、完成が近づいてきた新作ショルダーバッグ。
今回は、そんなショルダーバッグの製作風景と、バッグのディテール部分をご紹介します。
縫製の効率を上げるアタッチメント「ラッパ」
これは、ミシンのアタッチメントの一種で「ラッパ」と呼ばれるものです。
お仕事や趣味でミシンを使われる方はご存知かもしれません。
アタッチメントとは、ミシンに取り付けて工程を省力化したり、作業をスムーズに行うためのいわば補助器具のようなものです。
「ラッパ」は革を薄くして作ったテープを生地の縁(ふち)に沿わせて縫製するのを助けてくれます。
生地の縁に革のテープを沿わせることで、見た目もグッとシャープに引き締まりますが、一番の目的は「生地が端からほつれていく事を防止する」ためです。
長く使ってもらえる物を作るためには、こうした細部の堅牢さを高める工程が欠かせません。
全体の印象をシャープにする「玉縁」
この写真の金具のようなもの、何かわかりますか?
こちらはミシンの”押さえ”と呼ばれ、縫製の際、足踏みするような動作で生地を後方に送る為の金具です。
特にこちらの押さえは、バッグの「玉縁(たまぶち)」を縫い付けることに特化しており、中央部分が綺麗に削り取られております。
「玉縁(たまぶち)」は生地の繋ぎ目から見える、ぷっくらしたチューブのような箇所のことです。
お手持ちのバッグなどで見た事がある、という方も多いのではないでしょうか。
玉縁を入れることでシルエットがはっきりと出て、こちらもバッグ全体の印象を引き締める効果があります。
また、内側を縫製した際の糸目を隠すことができて、バッグをよりフォーマルな印象にするというメリットも。
こうしたディテールを作り込むことで、上品さや大人っぽさを感じさせるアイテムになっていきます。
特にシンプルなデザインのものであれば尚更、細部を丁寧に仕上げることが印象を大きく左右します。
いよいよ完成が近づいてきました。
サンプルも完成し、現在はパーツの微調整などを行っています。
いよいよ完成まで大詰め。
春になり、暖かくなり始める頃にはお使いいただけると思います。
完成、販売開始の時期などは追ってお知らせしますので、お楽しみにお待ちください!
新作ショルダーバッグ前回のブログはこちら(メイン素材・金具について)
https://blog.munekawa.jp/archives/blog/23105
Munekawaのその他のバッグ一覧はこちら
https://shop.munekawa.jp/collections/bag
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