ブックジャケット Dressの製作風景 | munekawa

2020.01.24 |  製作風景  |  革小物

ブックジャケット Dressの製作風景


製作アトリエでは、ブックジャケット Dressの製作を行っていました。
 
2ピースから成り、差し込む長さを調節する事で、薄い本にも厚めの本にも対応するブックカバー。
 
長くご愛用頂いている方がとても多いアイテムです。
 
 

 
本の表紙を差し込む際、厚みのある表紙でもスッと入るように、フチの部分に細長く切ったトコ材を貼り合わせて、縫製します。
 
こうする事で、差し込み口にわずかな高さを設け、厚みに幅のある様々な本の表紙の出し入れがスムーズに行えるようしています。
 
 

 
細長いトコ材の幅を意識しながら、縫製位置がずれないように縫っていきます。
 
その際はトコ材の高さに揃えた厚紙を挟み込んで、高さを揃える事で縫いやすくしています。
 
 

 
アイテムの機能性や便利な部分に合わせて、その商品にとって一番良い製作方法を考えながら制作を進めています。
 
そうして完成した商品の細かな部分が「便利だな」と感じるアイテムの大きな差となって感じられるのだと思っています。
 
 

 
 
レザーブックジャケット Dress
https://blog.munekawa.jp/product?colorme_item=114058168

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