封筒型長財布 Encaseの製作
今、作業場では封筒型長財布 Encaseの製作を進めています。
クリスマスの百貨店イベントで製作スタッフも全員売り場に立っていますので、なかなか製作が進みません。
この時期は、全員がフル稼働で頑張ってくれています。
画像は、財布の中と表面に出るパーツの製作しているところです。
全パーツが組み合わさって、一つの財布となりますが、製作している時は、複数人で製作を行いますので、一つ一つのパーツを均一な完成品という気持ちで仕上げて行かないと、バラツキが出過ぎて最終的に完成品になりにくいです。
一人で製作している時は、多少の誤差があっても記憶の範囲で微調整ができてしましますが、複数人で組んだりするような時は、それができません。
その為、それぞれのパーツを均一な完成品というつもりで製作して行きます。
縫い始める位置、縫い終わる位置。
革をカットする幅、削る幅、糊付けなど、全てができる限り微差で統一させます。
この加減が物作りでは、大切なところです。
腕が上がれば上がるほど、この微差が拡大したかのように見えてきます。
これはNGだけど、これならOKというような微差が見極められるようになってきます。
毎工程、毎工程でNG・OKのジャッジをして製作を進めて行きます。
封筒型長財布 Encase
https://blog.munekawa.jp/product?colorme_item=71683399