封筒型長財布の製作風景・前面部分の糊付け
封筒の様な形が印象的な長財布「Encase」を製作しています。
「紙幣を取り出す時の所作を美しく」演出する長財布。金具を使用せず、封筒の形をイメージさせる、イタリア産植物タンニンなめし牛革の魅力をふんだんに感じる事ができる長財布です。
革漉き機で漉いた革と芯材の貼り合わせ作業を行っています。前面と後面を貼り合わせる前段階として、白ボンドを両面に塗っていきます。均一にムラが出ないように刷毛を使ってボンドを縫っていきます。この後、ローラーを使って、しっかり圧着させます。片側には芯材が張り付けられているのが確認できます。
完成した部分は前面部分になります。