2023.10.16 | 革について |
本日は、革検品。
一枚、一枚個性があります。
こんにちは!製作スタッフの髙橋でございます。
本日は、革が届いたので、新人スタッフ安部と検品しておりました。
何度触れても良い質感だな~と感じます。
一枚、一枚チェックします。
↓下の画像の白いスタンプ「W」は、ワルピエ社の刻印です。
Munekawaが、メインで使用している革ブッテーロを製革しているイタリアのタンナーさん(来年50周年を迎えます)。
画像の革の大きさは、131DSで、平均サイズです。
大きく感じますが、牛の部位で言いますと首下から肩部分だけ!
成牛がいかに大きいか窺えます。
当たり前ですが、元々生きていた動物の革。
キズやシワなどがあります。
下↓こちらは、トラ(シワ)です。肩周りの部位なので、トラは多いです。
今回、画像はないですが、血管の跡などもよく見られます。
いづれも、キズではございません。本革の”証”と言えます。
製品に入っている場合もございますが、多くの場合、使用と共に目立たたなくなりますので、ご安心ください。
下↓こちらは、古傷でしょう。
ぽつぽつが見えます。
裁断時には、極力綺麗な部分を使用しますが、面積の大きいお財布となると、どうしても避けきれないこともございます。
こちらも先ほどと同様に、使用していただくと目立たたなくなる程度ですので、それら一つ一つを、その革が持つ個性として捉えていただければ嬉しいです。
かく言う私は、このような個性のある部分が好きです。(笑)
同じ商品でも、”同じ革”は存在しないので、より顕著にわかる個性はGoodだと捉えております。
検品が終わり、巻いていきます。
油分の多い革の為、重く、意外と重労働です。
革を傷つけないように、また自身の腰を痛めないように、丁寧に行います。
擦りキズや、紫外線から守るため、床革でくるみます。
革も日焼けをします。保管状態が悪いと、油抜けで、表面にクラック(割れ)が入ったりします。
床革だと、紫外線から守れるだけでなく、床革自体に含まれている油分で、乾燥を防いでくれたりとメリットがあります。
さらに薄紙で包みます。
床革同士だと摩擦抵抗が大きく、革棚から取り出しづらい為、薄紙を巻いています。
革棚に入れれば、終わりです。
棚には、色々な革がぎっしり保管されています。
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