革製品、財布、バッグの修理 | munekawa

2022.09.07 |  修理について  |  ケア用品

革製品、財布、バッグの修理


Munekawaの工房には、自社製品の財布やバッグの修理が必要になった商品がよく戻ってきます。
これだけを聞くと、ネガティブに感じてしまいますが、捉え方を変えて見ると、とても嬉しい事になります。

 
縫い糸の解け

 
お客様が修理をしてまで、更に長く使いたいと思ってもらえているという事になるからです。

お修理の依頼は、お客様からお褒めの言葉を頂いているのと、同じだと思っています。

 
財布の修理縫製

 
革製品は「一生モノ」と、インパクトのある言葉を耳にしますが、メンテナンスなしでは無理だと思います。

革を縫い止める糸や機能を向上させる為の金具などが傷んでしまうからです。

レザーケアをしながら、縫い糸や金具も修理して使っていただければ、相当な期間使用していただけると思います。

 
サイフ修理の糸どめ

 
修理の中には、数分で治ってしまう修理から、一日がかりで治さないといけない場合もあります。

長年使って頂いたアイテムが、まだまだ使ってもらえるように、丁寧に修理をして、オイルケアをしてお戻ししています。

 
ファスナーサイフの張り合わせ

そして、ユーザーの皆さんに長年使ってもらったサイフや鞄などのアイテムは、自分達にとって情報の塊です。

そこから新作の製品を思いつくことや、変更することなど、情報がいっぱいです。

修理は、お客様に喜んでもらえている承認の証拠であり、勉強させてもらい技術を向上させてもらえる時でもあります。

私たちにとって、とても有益な時間なんです。

 
ファスナー財布の修理

 
また、SDGsの17の目標の12番目の「つくる責任、つかう責任」をお客様と共に果たすことにもつながります。

作り手と使い手が一緒になって、使わなくなるまで(ゴミになるまで)の期間を可能な限り長くする。

これもまた、環境へ配慮した取り組みの一つです。

そのような観点から、Munekawaの製品は、必ず修理ができるように製作しています。

正確にいうと修理がしやすい仕様で製作しています。

修理しやすい仕様は、コストと期間を少なくすることができますので、とても合理的になります。

製作するときに修理のことも考えることも、作り手の技術だと考えています。

積極的に修理をしていますので、電話でも、メールでも、SNSでも、気軽に、お問合せください。
(修理の対象は自社製品のみとなります。ご了承ください。)

修理の詳細ページ

 

革のお手入れについてまとめたページもありますので、コチラもご覧になってください。

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革のお手入れ方法とケアアイテムの選び方
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