大切なお品の修理
先日、Munekawaがまだフリーマーケットで販売をしていた頃からのお客様から、札入れとコインケースの修理をお受けしました。
マネークリップ型財布 Carriageと、コインケース Undo。
現在製作・販売しているものの前のタイプです。二つとも、なんともう20年使ってくださっています。
この札入れとコインケースの持ち主の方は、お仕事で山のガイドをされている方。
仕事柄、汗をかいたり、ハードに動く分、革も激しく変化していました。
コインケースの方は、革に穴があいていたので、裏から豚革を当てて穴を塞ぐ修理を行いました。
穴があく事は通常起こりにくい事ではありますが、毎日の暮らしの中で使用するものですので、ライフスタイルやお仕事によっても様々な事が起こります。
どんな状態でも、実物をよく確認して、その都度ベストな修理方法を選択していきます。
無事修理も完了し、お返ししました。
マネークリップ型財布 Carriageとコインケース Undoは改良を重ね、現在も製作、販売しているアイテム。
修理前に、現在販売している物への買い替えをおすすめしたところ、「今使っているものを直して使い続けたい」と言ってくださいました。
20年もの間、それだけの愛着を持って使ってくださっているのだなと、とても嬉しい気持ちになりました。
左:今回修理したマネークリップ型財布とコインケース(ダークブラウン)
右:現在販売しているマネークリップ型財布(グレージュ)とコインケース(ブルー)
マネークリップ型財布 Carriage2の詳細・ご注文はこちらから
https://blog.munekawa.jp/product/?colorme_item=125737523
コインケース Undo2の詳細・ご注文はこちらから
https://blog.munekawa.jp/product/?colorme_item=92128763