2021.03.31 | 革について |
革が持つ表情
自然由来の成分でなめして製造される「植物タンニンなめし牛革」
豊かな経年変化と、革がもともと持つ表情を感じられるのが魅力の一つであると思います。
生き物の革である以上、個体差があり、一枚一枚、その革だけが持つ個性があります。
「トラ」や「チスジ」なども、革の個性や表情のひとつ。
トラ
「トラ」とは、牛の首、肩あたりにみられるシワの跡のこと。革の中央部分に見られる事が多い表情の一つです。
「チスジ(血筋)」は牛の血管の跡のこと。皮膚の薄い部位などに表れる傾向があります。
チスジ
合成皮革には見られない、天然皮革だからこその表情。
その革を一枚一枚、目で見て手で触れて確認し、裁断して革のパーツを取っていきます。
中には、商品にこうした革の個性的な部分が入ることもあります。
もちろん、品質に問題があるわけではありません。むしろトラなどは、革の中央部分の良い部分であることが多いです。
一枚一枚の革のオリジナリティーを感じながら、楽しみながら、使っていただけると嬉しいです。
Munekawaで使用している革についてはこちらも是非ご覧になってみてください。
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